Produced By Daizo Murata

第12弾:カートリッジ リード線比較編

今回はカートリッジのヘッドシェルリード線を比較していきます。
前回カートリッジの特集を行いましたが、リード線とはカートリッジとヘッドシェルを接続する物となります。通電すれば良いとも言えますが微弱電流のカートリッジとなりますので、通電に寄る様々な違いを検証していきます。 リード線自体の素材は主に銀や銅となりますが、この素材も現状品やビンテージ品などの違いや、端子部分、使用ハンダなど多岐にわたります。一概に高ければ良いなどでもなく、ユーザーの好みや使用するカートリッジとの相性が重要です。この検証では同じカートリッジ、シェル、プレイヤー、音源を使って同条件でリード線だけ変えていく検証となります。

DJプレイ用、リスニング用と用途もあるかと思いますが、ダンスミュージックの生音音源を使用した検証となりますので、どのような違いがあるのかをお聞き下さい。

 
登場するリード線は
ortofon LW-6N (銅線)
ortofon LW-800S (銀線)
audio technica AT6108
Fedelix
Western Electronic 銅線
4N 純銀
Technics SL-1200MK7 純正品
 

使用するカートリッジはSHURE V15 Type3

シェルは上記セット品

使用機材
ターンテーブル:YAMAHA GT-2000(トーンアーム純正)

録音機としてRME(ADI-2 Pro FS Black Edition)をAD/DAとして使用しています。
RECソフトはSteinberg社のWavelabを使用しています。

[使用機材]
AD/DAコンバーター:RME ADI-2 Pro FS Black Edition

[使用ケーブル類]
・USBケーブル
SAEC 0.7m SUPRA-USB2.0-0.7m
SAEC SUPRAシリーズ 高品質 High Speeed対応
・音声ケーブル
CANARE L-4E6S
端子はNEUTRIK NC3FXX-B及びNC3MXX-B、REAN NYS373

[使用音源]
Michael Jackson – Billie Jean(日本版12インチ)