ジャンルの垣根、世代を超えて未来に繋げる僕らのカルチャー    
これまでに数々のローカルアーティストを迎えてきたWOVENも3回目。メインフロアのStudio XではDrunken KongやRisa Taniguchi、DO SHOCK BOOZEら国内を代表するDJが集結し、〈Algorithm Music〉を主宰するYOHEI ISHIJIMAがトップバッターを飾る。Contactフロアには、まさしくオルタナティブなプレイヤーが顔を揃え、Mars89やYO.ANにRen Yokoi、Bungo(FLATTOP)、LILYが登場する。また、これまでのWOVENと同様、Mixmag Japan編集部と出演者たちによるトークセッションを初めとする各アトラクションも充実。当日を刮目して待て!

STUDIO X〈CHANNEL 1〉

DRUNKEN KONG (Tronic | Terminal M | Session Womb)
2011年にデビューし、以来東京のクラブや地方、海外などで数々のライブをこなす。High In Japan企画の安藤忠雄の建築物の頭大仏殿前でのライブ配信は、イギリスのMixmagに取り上げられ、再生回数11 万超えと大反響を呼んだ。DJ、エンジニアの経験を十分に備え、進化する音を追求するこのDRUNKEN KONGを、是非一度堪能していただきたい。

DO SHOCK BOOZE (TOTEM TRAXX | GLOBAL ARK)
サウンドプロデューサー/DJ/レーベルオーナー。Yoichi Hayashiの変名音楽プロジェクト。90年代後半からロック~エレクトロ・バンド等で活動し、音楽性の幅を広げていった。グローバルな視点を求めて渡欧した後、独自のサウンドを探求するため楽曲制作に没頭。トレンドやスタイルに縛られることなく、民族音楽の本質とプログレッシブサウンドの耽美さを失わないテクノミュージックを提示することである。

Risa Taniguchi (Second State | Kneaded Pains)
幼少の頃からクラシック音楽に傾倒し、ピアノをはじめトロンボーンやバイオリン等の管弦楽に慣れ親しむ。東京外国語大学在籍中にクラブミュージックと出会い、本格的なDJ活動を開始。東ロンドンのアンダーグラウンドシーンで直に受けた影響を軸として、自身のレーベルからトラックのリリースを重ねるなど国内でのキャリアを積む一方、国外でも活躍し着実に全世界からの認知度を高めてきた。中毒性のあるソリッドなアシッドベースと自身の声で構成される唯一無二のトラック群を武器として、世界中に頭角を現しつつある。

YOHEI ISHIJIMA
DJ /プロデューサー/サウンド・アーティスト & ミュージック・インスタレーション。幼少期よりバイオリン、ビオラや作曲の教育をうけ、数々の演奏会に出演経験を持ち、ミニマルミュージック、現代音楽を演奏するようになっていったが、大学で音楽活動を諦めてしまっていた。その一方、自身でウェブマーケティング会社を設立。プログラミングを身につけ、Googleで日本で一位の広告賞を受賞、書籍のベストセラーなど自分の意思を表現する才能を評価されている。

CONTACT 〈CHANNEL 2〉

YO.AN (Hole and Holland)
2009年に1stアルバムを〈HOLE AND HOLLAND〉よりリリース。2011年に発売されたV.A「RIDE MUSIC」では自身の楽曲の他にYOKOYOKO、Mamazuの楽曲を手掛け、いずれもBOREDOMSのEYヨなど多数のDJによってプレイされる。SONY、Levi’s、THE NORTH FACE、NYLONをはじめとするCM映像作品のサウンドトラックも制作し、DJとしては都内を拠点に中国やロンドンなど、国内外の現場でプレイしている。

Mars89 (Noods Radio Bristol)
現在東京を拠点に活動しているDJ、コンポーザーである。 2016年にEP「East End Chaos」をリリース。 そして、それを足がかりに2017年にブリストルを拠点とするレーベルからリリース。2018年にはアジアツアーや大型フェスへの出演を経て、〈Bokeh Versions〉からをリリース。主要メディアで高く評価され、あらゆるラジオで繰り返しプレイされた。Growing Pains 2018S/SやUNDERCOVER 2019A/Wのショーの楽曲を担当。 ブリストルのNoods Radioではレジデントをつとめている。

Ren Yokoi (sHim | FUNKTION)
1992年、この世に生を享けたその日からヒップホップの英才教育を受け、多感な時期を過ごしたUSボストンにおけるストリートカルチャー影響下、ダンスミュージックの洗礼を受けて、DJに傾倒。自身の血脈に導かれたオリジナルスタイルを確立する。ドメスティックアーティストの進化がシーンに未来をもたらすと信じ、自身の世代だからこそできることを常に自問自答、誠心誠意先人を敬い、前人未到の先駆けとなるべく、日夜全力で邁進中である。

Bungo (Rhythm affair | FLATTOP)
1998年東京生まれ。FLATTOPクルー。
青山蜂で自らのパーティRhythm affairを開催している

LILY (Unshelter)
デジタルネイティブ世代でありながら、音楽を愛するひとりのリスナー、プレーヤーとしてアナログ回顧に至った彼女は、現場主義に徹し常にジャンルにカテゴライズされない様々な尺度からの表現を発信し近年注目を集めている。ジャズなどのブラックミュージックをバックボーンに持ち、自身の根底から垣間見えるその凶暴性やメッセージ性を前面にアウトプット。没入と高揚を反芻していくそのミックスかつ世界観は一度聴けば病みつきになるだろう。

FOYER -TALK ROOM-〈CHANNEL 3〉

Bungo

DO SHOCK BOOZE

Mars89

YO.AN + LILY

Risa Taniguchi + Drunken Kong

Ren Yokoi

YOHEI ISHIJIMA